コラム

花粉症の原因は花粉ではないという事実

口内炎がひどく痛み、その後治ったものの肌の痒みが尋常じゃなかった時。
というわたしの体験から始まります。

偽花粉症体験

肌の痒みはこの時期だし、最初は乾燥だと思っていたので保湿とかなんとかって頑張っていましたが、だんだん日が経つにつれ肌の問題ではないという野生の勘が働きました。
これぞ、カラダの声。

どれどれ、どんなこと? 何が言いたいのかな?

というわけで、プチファスティング実施。
ちょうど頭でっかちになっていたのでこれ幸いとばかりに2日間、行いました。さてファスティング明け、見事に痒みから脱出!
若干の乾燥はありますが、やはりそれが引き金ではなかったようです。
すごいなぁ、カラダって正直。

「おなか生酵素」というドリンクを使用しました。

ファスティング明け翌日

「2日間だけだったし……」という感じで、準備食・回復食にかまわず、お肉とか玉子とか夜には食べちゃいました。お腹はなんともありませんでした。

ファスティング明け 2日目

まぶたが痒い‼︎
朝から鼻水が出まくって、それなのに鼻が全然通らない…
目も取り出したいくらい痒い‼︎

何これ…まるっきり花粉症と同じじゃない‼︎

今までに花粉症にはなったことがありません…

肌の痒みについてはホメオパシーのレメディとファスティングで対応しましたが、ファスティング後の「偽花粉症」は、時間がたてば何もせずとも回復しました。
ファスティングは準備食・回復食をしっかり行うことが大切ですね(汗)

病名=原因ではない

病名には、原因とは異なるのにあたかも名付けられているものに非があるような印象を受けるものがあります。
「花粉症」は花粉、「インフルエンザ脳症」はインフルエンザウィルス。そんなイメージが勝手につきますよね。
確かに引き金にはなるのですが、そもそもは自分の体では処理できないような「何か」があり、また処理する力が弱っているということのほうが大きな原因です。
花粉症は国民病のように言われていますが、

全国的な調査としては、耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした2008年(1月~4月)の鼻アレルギー全国疫学調査*において、

花粉症を有する者が29.8%であったとの報告があります。

他にダニなどが原因で起きる一年中のアレルギー性鼻炎も増加していることが示されていますが、増加している原因は、

花粉飛散数が増加していることに加えて、いろいろな環境の変化の影響も考えられますが、十分に確認はされていません。

* 馬場廣太郎、中江公裕:鼻アレルギーの全国疫学調査2008(1998年との比較)-耳鼻咽喉科医とその家族を対象として-Progress in Medicine 28(8):145-156.2008)

厚生労働省 花粉症Q&A集(平成22年度) より

ちょっとデータが古いので、もうちょい新しめのものを探しました。

回答者全体では現在花粉症の人より、そうでない人が多いことがわかりました。

現在花粉症の人の割合を男女別に見ると、

女性41.8%に対して男性35.7%と男性の方が少なく

特に男性は40代以上になると花粉症の人が少ない傾向があるようです。

女性は20代、40代、50代で有病者が半数近くを占めています。

dPOINTCARD クラブアンケート(2018年3月)より

10年の間におおよそ30%→40%と10%、花粉症になる人が増えている…
女性のほうが罹患率が高い。
という事実が分かりました。

花粉症はアレルギーですから、免疫が関係します。
今は免疫という言葉がよく使われますが、一昔前は「抵抗力」という言葉で表現されていました。

さからう、おしかえす、ふせぐ
はりあう、さからう、てむかう

文字から読み取れるように、人間には戦う力がありますが、こんなにも言葉を重ねて花粉とここまで戦う必要があるのでしょうか。
まずここに疑問を持つ必要があります。

花粉症が現代病と思われる所以

免疫には、免疫細胞というもののほかにホルモンも関係します。
それは言わずと知れたコルチゾールです。
コルチゾールとは、いわゆるステロイドで、ぬり薬ではおなじみな成分です。医薬品ではコルチゾンと呼ばれ、商品名では「コーチゾン」という名が一般的です。

ステロイドは体内で作られている、天然のお薬

上の図からもわかるように、コルチゾールはストレスによって分泌されます。
適度のストレス、適度な分泌量であれば最強の薬として役立ちます。
だからこそ、のみ薬、注射、ぬり薬、点鼻液、吸入、目薬として多く使われ、また効果も大変実感しやすいのです。しかし、ストレスの割合が増えてくると、あまりにも働かされ疲れてしまい、しまいには大事なホルモンの分泌が悪くなります。

スマホ編

この現代におけるストレスは、わたしは多重コミュニケーションが一つあると考察しました。

当サイトでは2008年と2018年のデータを用いましたが、年々増えていくということに関しては予想しやすいのではないでしょうか。

ではこの10年間に何があったのか。
それはスマホの普及です。
2005年までは、ビジネスマンや、家電芸人に代表されるようなデジタル商品に詳しい一部の層でしか普及していなかったスマホが、広く老若男女が知るようになったのは2006~2010年 と言われています。
2008年はばっちりこの中にまず入りますよね。そしてなんと言っても iPhoneの発売は2008年の夏です!

平成30年版 総務省「通信利用動向調査」より

また上記のグラフによると、 2017年では個人のインターネット利用率は、中学生から働き盛り世代(13歳~59歳)までは9割を超えています。
メール、SNS、ネットショッピング、動画視聴、ゲームと考えれば9割という数字も納得です。
得にLINEは2011年リリースで歴史は浅いものの、2013年になるとダウンロード数は1億!

チェーン状につながるネットサーフィン

LINEだけではなく、様々な場面でコメントを書き込むことができ、新たなコミュニティーがオンラインでできあがる時代になりました。
あ、このHPにもコメント欄ありますけど(笑)

そして、 メール、SNS、ネットショッピング、動画視聴、ゲーム といったサービスには「終了時間」というものは設けられていないので、当然夜遅くまで画面と向き合うことになります。
便利な反面、実は体には相当な負担がかかっていたんですね。
その中でもSNS、対戦型ゲームというのは、相手があることですし、何重にも同時に行うことができます。
自分でやめると決めないといけません。

そう、戦う相手は花粉ではなく、自分でした。ハイ。

いつやめるの? わかってるわよ!

特に免疫にも関係するコルチゾールは日内リズムに影響を受け、夜になるというだけで自然に分泌量が減るんですねー…。
夜中にはピーク時の10分の1以下まで低下するというのです!
わずかな量をもっと生命維持に必要なほうに回すことになるので、アレルギーの方は手薄になり、炎症や腫れの修復ができなくなるのです。

食べ物編

ストレスは対人関係とは限りません。
寒さ、大気汚染、食品添加物、シャンプーや消臭剤などの化学物質、そしてクスリも。コルチゾールの働きは他にもたくさんありますが、血糖値を上げる作用があります。

血糖は、 血液中に含まれるブドウ糖のことで、体を構成する細胞のエネルギー源としてとても大切なものです。
お金と同じようにたくさんあれば貯金しておこう♪となりますが、甘いものを多くとり過ぎると血糖値が上昇し、コルチゾールの分泌により血糖値が上昇しないよう「待った!」が入ります。

ということは……
アレルギーのために必要であろう、コルチゾールが足りなくなる……
甘いものをとり過ぎると花粉症が悪化するというのはそういうことでもあります。

もう一つの理由には、キビ砂糖はイネ科なので雑草に強く反応している人は注意が必要です。春の花粉には少ないですが、キク科に反応がある人はカモミールティーとかは実は注意したほうが良いです。
よく、ハーブの教科書的なものには「カモミールティーはアレルギーに」と書いてあったりしますので、よく検討してみてください。

体質的な問題

甘いものは緩める作用があるので、日ごろ緊張しているなどストレスをたくさん感じている方の方が口にすることが多いですし、どちらかと言うと一般的には女性のほうが甘いものをよく食べていますね。

そして、女性はもともと陰性体質、さらに甘いもののような極陰のものを摂取を好む、筋肉量少ないの条件がそろい、体が冷え免疫力もさがります。ファッションも男性に比べると首元や足など露出が高く、冷えやすいのです。

参考記事:冷え対策「冬の挨拶でわかる!かくれ冷え症」

これで、冒頭のデータの裏付けができました。

ストレス、食べ物の好みはパーソナルな問題でしかも割と深いところにあります。ここをしっかり改善していくのがホメオパシー。

ただいま、セルフケア講座を開催しています。いつからでも始められますのでお問い合わせくださいね。

参考記事:ホメオパシーのセルフケアでお手当てした重篤な花粉症例

オーダーメイドの自然療法:ホメオパシー講座

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