コラム

根本治療を可能にする最先端医療

ドイツ発祥のホメオパシーは今では世界に広がりを見せ、イギリス、フランス、スイス、アメリカ、キューバなどで発展しています。
日本や韓国のような漢方医学国でも受け入れられています。
そして、ここに加えて目覚ましく発展しているのはインドです。
医療において、先進国こそが最新であると思いがちですが、それは正しくもあり間違いでもあります。

ヨーロッパ圏からアメリカ・アジア圏にも広がるホメオパシー

最先端医療とは

何をもって「最先端」と定義するかは個人の価値観に左右されますが、技術的なことはもとより、物理学的、心理学的、哲学的にも網羅され、なおかつ身体において負担がないということも加えるべきではないでしょうか。
近頃は「遺伝子」「分子」という言葉が流行のような気がします。
その前は?
その素になっているものは?
と、どんどん追い求めている傾向にありますが、さらに細分化していったその先の医療が実は200年前からあります。

現代の研究所

200年前と言えば日本はまだ江戸時代で、医療界では麻酔薬を開発した外科医の華岡青洲、「浅田飴」でおなじみの漢方医の浅田宗伯、「解体新書」を発刊した杉田玄白らが、
世界では、エジソン、モーツァルト、アインシュタイン、キュリー夫人などが生まれ、現代においても圧倒的な影響を残している人物たちが活躍した時代です。

19世紀の研究所

ココロとカラダを結ぶ療法

インドには、 世界三大伝統医学の一つであるアーユルヴェーダがあります。
その最も根本重要な思想は「トリ・ドーシャ」とよばれるものです。
人間の目には見えないはたらきが生命の維持に重要な作用をあたえるというもの。
これは、わたし達にも馴染みやすい漢方医学の「気」と同じようなものだと考えるとわかりやすくなるでしょう。

世界トップクラスの医療

またインド医学は、インド占星術、錬金術とも深い関わりがあって、動植物や鉱物をもとに薬物を生成し、治療を行うことも医学的に確立したものになったといわれています。

ハリポタの世界観

このような土壌があるため、インドではホメオパシーがとても栄えています。
もともとはイギリスの植民地であったので、イギリス人が持ち込んだのですが、ガンジーがこれだけはインドに残したいといって推奨し、現在は代替医療を管轄するAYUSH省*が発足しています。

* AYUSH省 : インド中央政府におかれる 管轄局(2014年設立)
Ayurveda(アーユルヴェーダ)、Yoga & Naturopathy(ヨーガ&ナチュロパシー)、Unani(ユナニ医学)、Siddha(南インドの伝統医学)、Homeopathy(ホメオパシー)の頭文字からなる

Healing of Art

医師とは

一般的にはドクター(Doctor)と呼ばれていますが、他にフィジシャン(physician)という言い方もあります。

フィジシャンの語源はラテン語で physisからきていて、この言葉から派生したもう一つの職業は物理学者です。

すなわち、医師というのは人間において「自然に伴う変化、生長(成長)、 そうあるべき正しい道筋」をわきまえることのできる人のことを指しています。

「せいちょう」という言葉には「生長」と「成長 」二つの文字があります。
古くは植物関係の人は生長、動物関係の人は成長を使っていたそうです。

生長 植物はあまり形が変わらずにただ大きくなるような感じなので生長
成長 動物は形を変化させながら大きくなるので成長

人間は動物なのでカラダの変化は 、前の状態から別の状態に移り、徐々に
でき上がる 「成長」ですが、何か影響を受けた時のココロの内は幼少期から老年期まで実はあまり変わっていないことがホメオパシーから見て取ることができるので、「生長」でもよいような気がします。

なにを治療するべきなのか

治療の最終的な目的は何だと思いますか? わたしは、

その症状と縁が切れること、もっと言うならその出来事を受け止め、解決する力を養い、乗り越えられること。

しかし、アレルギー、生活習慣病、精神疾患にみられるように、一般的な現代医学は「上手くコントロールすること」 までで満足してしまっている傾向があります。
わたしが思っているような、症状と縁が切れることは果たして不可能なのでしょうか?

4つの観点

  1. ひとりひとりにおいて、何が原因となっているかの読み取り
  2. 薬はどんな働きをするかの知識、 その人に間違いなく適合するかの判断
  3. その人にとって、最も少なくて的確な量や期間を見極めること
  4. 回復した先の健康を持続させるために、その人にとって害になることを知り得ること

現代医学の弱点

  1. 数値任せ。基準値から外れたら「様子見よう」の一言で放置。
  2. 病名で仕分け。病名においての治療であり個人ではない。
  3. 漫然投与でしょ?それ…っていうのばっかり。
  4. 健康維持、害になることに関しては無知。

あー、残念なことに条件が満たせていません(涙)

具体的なケース「 うつ病と肥満 」

① 気力がなくて肥満に陥るコース

何も口にすることもできずにやせ衰える…という人もいるのですが、意外にも肥満体な方も多くいます。肥満までいかなくてもがっちちした体つきであったり。わたしが薬剤師になったバブルがはじけた直後期は、精神科に来る人は沈鬱な表情だったり、いかにも度が過ぎちゃった人であり、線の細い人という印象が強かったのですが、今はパッと見そういう人は少なくなりました。

②副作用コース

薬を服用すると、少し元気になったがします。
なので、「何も喉を通りません…」という状況から食べられるようにまでなります。
しかし、もともとの生命エネルギーが下がっているために、消化や排泄までには薬の力が及ばず、 耐糖能異常、脂質異常など、代謝系の副作用を引き起こしうることが多くの研究で明らかになっています。
だから、糖尿病の患者さんにはダメっていう薬もあります。
体重増加で薬の影響が大きいものとして、クロザピン(商品名クロザリル)やオランザピン(商品名ジプレキサ)があり、中程度のものとしてクエチアピン(商品名セロクエル)やリスペリドン(商品名リスパダール、リスペリドン)があります。
これらの薬は現在、向精神薬では主役級の薬です。

薬では深い気持ちの傷には届かずに、全く期待しない作用ばかりが悪目立ちします。もっと言うなら、否定的な気分に上乗せするように、太っていく容姿に対する嫌悪感も抱くようになり、ますますひきこもる傾向にあります。

どうでしょう、先に述べた4つの観点が現代医学に当てはまると言えるでしょうか。

何を治療したらよいのか

「うつ」と一言で言っても、発症の原因はそれぞれです。
ホメオパシーでは「何が原因か」をつかむことに全力を注ぎます。ここに治療のヒントが満載であり、薬(レメディ)の決定もここに基づきます。

例えば「大切な人を失った悲しみから発症する」というパターンはわかりやすいでしょう。
失恋という場合もありますし、ご家族が亡くなってしまったという場合もあります。
他にも、お子さんなどが独り立ちして家から出たという場合もそうです。

今まであったものがなくなってしまった。
そういうところに薬(レメディ)を適合させるのです。

これは西洋医学だけではたどり着けない考え方ですし、その薬剤がきちんとそろっているのもホメオパシーの素晴らしいところです。
しかも世界的に多くの臨床経験があり、その薬(レメディ)で目を見張るような変化をわたし達に見せてくれます。

治癒の道筋

ホメオパシーは自己治癒力のスイッチを入れることにあります。
過程に必要な時間を飛び越えて、ダイレクトに直ちに症状が消え去ることもありますし、経過を経て、その人が治癒に働くようなものしか選ばなくなるという場合もあります。
人のカラダは物質であり、物質で維持されているがゆえ、食べ物などカラダ作りに大きく影響するもの、人間関係の断捨離も。
ゆえに「ホメオパシーで治った」と表現しにくい場合がありますが、確実に治癒に向かうアクセルを踏み込んでいきます。それは軽やかで快適なドライブです。
時と場所を超えてもホメオパシーは柔軟に対応できるのは、作用はエンジンをかけるスイッチのみだからかもしれません。

まとめ

流行に左右されないもの、それは人のココロです。
「ココロとカラダのためのメソッド」があふれている昨今ですが、信頼され使われてきたホメオパシーのレメディは今では、西洋医学のクスリに次ぐ売り上げとなっています。
予防医療に採用したり、国民投票で保険制度が適応になっている国もあります。
西洋医学の医師と連携を取りながら、国民の健康増進に役立てている国もあり、それこそがホリスティック医療なのではないでしょうか。
日本もそういう国になるよう微力ながら発信しています。

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