コラム

日本に古来から伝わる最強のメディカルハーブ! お屠蘇

もう明日はお正月!
今年はなんと過ぎ去るのが早かったことか…。
気になっていた本棚の断捨離をしただけで、お節もさぼり通常運転のお正月を決め込んでおります(笑)
それでもお餅くらいは買わないと(汗)…と思って買い物していたら、立ち寄ったドラッグストアのレジ横に「お屠蘇の素」があり、手にとってみました。
みなさんのお宅ではお屠蘇って飲む習慣がありますか?
わたしの実家も夫の実家も全く馴染みがないので飲んだことはないのです。
裏の成分を見てみると数々の生薬の名前。

お屠蘇(おとそ)って何?

意味

屠は「ほふる」と読み、相手をやっつけるの意味。
蘇はよみがえるという文字で、邪(鬼)気を振り払い、心身を目覚めさせて、よみがえらせるということで名付けられたとされています (諸説あり)。
中国の名医が調合した長寿の薬がはじまりと言われ、正式名称を「屠蘇延命散 とそえんめいさん」といいます。

歴史

その歴史は古く、中国から遣唐使によって伝えられ、平安時代には宮中行事として正月に利用され始めたのが はじまりと言われています。
その後庶民にも浸透し、病気や邪気を払い、長寿を願う儀式として定着しました。

材料

お屠蘇の中の生薬の種類は、地方によって多少異なります。
チンピ(陳皮)、ケイヒ(桂皮)、サンショウ(山椒)、、ビャクジュツ(白朮) 、キキョウ(桔梗)、ボウフウ(防風 )などをベースとしています。
様々な生薬の成分を日本酒やみりんで抽出し、その上澄み液を集めたものです。

なぜ飲むの?

昔は、病気は邪気のしわざと考えられていたので、お屠蘇により邪気を払うことで健康になっていると考えられていました。
東洋医学では、 寒さの邪気、蒸し暑さの邪気、湿度の邪気、乾燥の邪気、熱さの邪気などがあり、 風邪(ふうじゃ)は他の様々な邪と一緒に、体に入り込むことを言います。 だから風邪(かぜ)症状ではいろいろ病状も変化していくのですね。

屠蘇散の効果

配合されている生薬によって異なってきますが、
効能は、健胃効果、吐き気止め、利尿効果、風邪予防、発汗促進、下痢止めなどと言われています。
寒くて胃腸が弱っている中で、普段よりも食べ過ぎ飲みすぎになりがちな新年にお屠蘇を飲むことは 現代科学から見ても、病気の予防として理にかなっている感じはしますね。

21世紀のお屠蘇

チャイの成分であるスパイスティー

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■ジンジャー:生姜(しょうきょう)芳香辛味性健胃、食欲増進、発汗などに効果があります。
■オレンジッピール:陳皮(ちんぴ)芳香性健胃、鎮吐(ちんと)、駆風(くふう)、鎮咳(ちんがい)作用などに効果があります。
■リコリス:甘草(かんぞう)諸々の急迫症状を緩和、鎮痛、鎮痙(ちんけい)、解毒、鎮咳(ちんがい)などに効果があります。
■フェンネル:茴香(ういきょう)健胃整腸、鎮痛、去痰(きょたん)などに効果があります。 
■カルダモン:小豆蔲(しょうずく)芳香性健胃、駆風(くふう)に効果があります。
■クローブ:丁子(ちょうじ)芳香性健胃、駆風(くふう)、食欲増進などに効果があります。

スパイスならスーパーでも売っている!

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こんなふうに集めてもアリなのですよー !(^^)!
メディカルハーブって身近にあります。
わたしも頭痛時はローズマリー、風邪の時はタイムをよく使っていた時もあります。
手に入りやすいスーパーで売っているGABAN で。
今は有機栽培されたハーブティーの入手もちょっとしたお店に行けばありますね。本やネットで情報も簡単に手に入ります。先ずは身近なものからセルフメディケーションしましょう!

今年もたくさんの方にお会いしてクスリのこと、ホメオパシーのこと、体と心のこと等、たくさんお伝えする機会をいただき感謝しております!
来年もさらにブラッシュアップしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

来年はLINE@限定セミナーを妄想中。
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