By jewelme
2021-06-12
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中学校にて
Aさん「先生~…、ちょっと私達困っているんです…」
先生「どうしたの?」
Aさん「あの、生徒会長のことなんですけど、なんだか私達とかみ合わないんです」
先生「どういうこと?」
Aさん「例えば役員会の時に、ちょっとした冗談で校則違反みたいな話になって盛り上がったらすごく怒りだすし。」
Bくん「何か考えていることがあるんだろうけど、どもりがちになって何が言いたいのかわからない時もあるし。」
Cさん「そうそう、私達の話にノッてこないんですよね。ネガティブシンキングってやつ?すぐに反対意見出されちゃう。こっちがそれに反論するとものすごい勢いできて、ちょっと怖いんです。」
Bくん「僕たちのことをあまり信用してくれていないのかな…、仕事も一人で抱え込むところもあるし」
Cさん「会長だからって、ちょっと頑張り過ぎよね」
Aさん「そういえば、よくフッて後ろ見てるよね。どうしたの?って聞いたら誰かいると思ってって言ってたよ」
Cさん「ちょっと、会長は敏感よね。」
Bくん「部屋の温度もうるさいよ」
Cさん「汗かきだしね、この間ワイシャツが黄色くなってたよ!」
Aさん「わりと臭いしねー」
先生「うんうん、(悪口を制するように)皆はちょっと歩調が合わない感じや怖い所が困っているのかな?」
「生徒会長の話も聞いてみたいね、今は? 生徒会室にいるのかな?」
Bくん「今日は、お休みです。一昨日の夜から扁桃腺が腫れたって言ってました。ぼく、彼とは学校の行き帰りが一緒でお母さんともたまに話しますけど、中耳炎にもなりやすいみたいで昨日から休んでいます」
Aさん「あの日、机で寝てたでしょ?よだれ垂らしながら。窓も開いていたし、それで風邪ひいたんじゃないかしら?」
先生「じゃ、生徒会長が学校に来たら、先生も話してみるよ」
後日…
先生「最近、生徒会の方どう?」
生徒会長「なんか皆ふざけてばっかり…」
先生「そうなの?」
生徒会長「一応、皆に選ばれて生徒会役員になっているわけだし、もっと真面目にやって欲しいよ」
先生「皆、君が真面目に仕事しているが、一人抱え込んではいないかと心配しているみたいだよ」
生徒会長「心配? 本当ですか? 僕、信じられないです。」
先生「どうして?」
生徒会長「だって、小学校の時も児童会の選挙に僕出たんです。選挙活動も真面目にやっていて手ごたえがあったのに、足元をすくわれて僕は児童会長になることができなかったんです。だから、人ってあまり信用できないんです…」
「僕だって、一人でやりたいわけでもないし、ただ真面目が好きでやっているだけでもないんです。自分でもどういうキャラでやっていったらいいのかわからなくて嫌になる時があります」
先生「なるほど…」
生徒会長「それに、副会長の方が面白いじゃないですか。全校集会の時の反応も良いし、僕はあんな風にできる自信なんてないから、彼女の方が会長に向いているのかな、また僕が陥れられるんじゃないかと思っちゃうんです…。」
「先生、もう戻ってもいいですか? 今日の給食はバターが出るんです。ぼく、パンにバターをたっぷり塗るのが大好きなので、ゆっくり食べたいんです」
先生「OK。また時間を作って話をしようね。」
自分は不安定なのに、周りには安定を求める。不安定であるので、不安を感じやすい。些細なことで不安になるので保守的でもある。早く安定したくて焦る。自分自身の中に「変わりやすさ」があり、葛藤している。自分の気持ちのペースと体のペースが合わない。批判や反論に敏感、暴力的になることもある。
暑さにも寒さにも敏感。汗をかきやすい。腺が腫れやすい。分泌物は多く、不快な臭いがする。サラサラ・ぬるぬる・ドロドロとした。唾液も多く、睡眠中によだれを垂らす。ギザギザになった舌(歯形が舌の縁についている)