モウセンゴケ(ドロセラ)
ドロセラには大きく分けて4つのタイプがあり、Drosera rotundifoliaは、春から秋に成長し、冬は冬芽を作り休眠するタイプになります。葉はスプーン状ですが、表面に生える繊毛から甘い香りのする消化酵素を含むネバネバとした粘液を出し、キラキラと輝きます。虫の足が一度この繊毛に触れると、ネバネバでしっかり捕らえます。虫が逃げようともがくほどに、繊毛が順番に運動し虫を捕らえはじめ、徐々に先端から丸めるようにして捕食します。喘息を抑える薬として主にヨーロッパで伝統的に使われている。研究によりアレルギーを抑制する物質が含まれていることが判明しています。粘液にくっついたものの成分によって獲物か否かを判断しているとのことです。